コーヒーで高血圧を予防できる?

高血圧症のリスクを示すための数値として動脈硬化指数が使用されています。
動脈硬化指数は、LDLコレステロール÷HDLコレステロールの式で計算することができます。
LDLコレステロールとは肝臓で合成されたコレステロールを全身に運ぶ役割を持っています。
食べ過ぎなどで血管壁に溜まると動脈硬化を促進させて、虚血性心疾患や脳血管障害などを引き起こすため、悪玉コレステロールとも呼ばれます。
HDLコレステロールは血管壁に付着した動脈硬化を引き起こすコレステロールを回収して肝臓に戻す役割を持っています。
血管内の掃除役のような存在であることから、善玉コレステロールと呼ばれています。

例えばLDLコレステロール値が80でHDLコレステロール値が40だとします。
その人の動脈硬化指数は80÷40=2.0となります。
現在では動脈硬化指数が4.0以上になると高血圧症のリスクが高くなると判断しています。
なので高血圧症を予防する場合には、動脈硬化指数を4.0以下にするように目指す必要があります。

現代人の生活においてコーヒーはとても身近な存在になりました。
コーヒーには様々な健康効果があると話題になりましたが、動脈硬化指数にも影響を与えます。
コーヒーに含まれる成分が、HDLコレステロールの主要たんぱく質の生産を促進するからです。
HDLコレステロールを増やすことができれば、上記の計算式に当てはめて分かるように、動脈硬化指数に影響を与えると言えます。
コーヒーに含まれるポリフェノールが関係していると考えられており、世界中の研究者が研究対象として注目しています。
詳細なメカニズムについては諸説あるようですが、コーヒーが効果的なのは間違いないそうです。
もし高血圧症を予防したいのであれば、意識してコーヒーを飲むようにしてみましょう。